相続後の不動産売却はどういっ…

相続後の不動産売却はどういった流れになる?筑西市の専門家が解説!

「相続した不動産を売却したいと考えている」
「相続後の不動産売却の流れについて教えてほしい」
相続した不動産を売却したいとお考えの方も多いでしょう。
そこで今回は、相続した不動産を売却する際の流れについてご紹介します。
後半では、売却する際の注意点についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

□相続した不動産を売却する際の流れ

相続した不動産は保有しているだけで維持費や税金がかかってしまいます。
そのため、現金化するためにも相続した不動産を売却したいという方も多いでしょう。
そこでまずは、相続した不動産を売却する際の流れについて見ていきましょう。

*遺産分割協議

1つ目は、遺産分割協議です。
相続人が複数人いる場合は、誰がどの遺産を相続するのか話し合う必要があります。
遺産分割協議とは、その話し合いのことを指します。
遺産分割協議は、相続人に該当する人を全員集めて話し合う必要があります。
そうしないと、後でトラブルに発展してしまう可能性があるので注意しましょう。

そして、遺産分割協議では遺産分割協議書を作成します。
遺産分割協議書は、遺産分割協議で話し合った内容を証明するもので、相続人全員の署名と実印が必要ですので把握しておきましょう。

*相続登記

2つ目は、相続登記です。
相続した不動産を売却する場合、必ず相続登記を行ってください。
相続登記を行わないと、相続した不動産を売却できません。
そのため、相続登記を行って、相続した不動産の名義を変更しておきましょう。

*仲介業者への不動産売却の依頼

3つ目は、仲介業者への不動産売却の依頼です。
相続登記が完了したら、いよいよ不動産売却へと行動をシフトさせます。
不動産の売却では、さまざまな手続きや書類を準備することが必要になってきます。
しかし、素人が1人で進めるのは限界があります。

そのため、仲介業者に不動産売却の依頼をしましょう。
仲介業者に依頼することで、仲介手数料は発生してしまいますが、専門家がサポートしてくれるので安心して不動産売却に臨めます。

不動産業者を選ぶ際は、しっかりと実績がある業者かどうかを確認しておきましょう。
実績が多い業者であれば、売却する不動産があるエリアの情報や競合物件に関する情報を多く持っている可能性が高いです。
そのため、すぐに買い手が見つかる可能性もあります。

*不動産の売却

4つ目は、不動産の売却です。
買い手と売却金額や売却条件について話し合い、お互いが同意したうえで売買契約を結びます。
売買契約を結ぶ際は、買い手は売り手に対して手付金を支払います。
手付金の金額は、お互いで話し合って決めましょう。

そして、不動産の売却が完了したら、税金の申告も忘れずに行いましょう。
不動産を売却した場合は、譲渡所得税という税金が発生します。
そのため、譲渡所得税の申告を行ってください。
税金については、次の章で詳しくご紹介します。

□不動産を売却することで発生する税金について

先ほども少しご紹介しましたが、不動産を売却したら税金を支払う必要があります。
その中の1つに、譲渡所得税が含まれています。
譲渡所得税に関しては、不動産の保有期間によって税率が異なるので自分が不動産を保有している期間を把握しておく必要があります。

実は、譲渡所得税の他にも支払う税金が存在します。
それは、印紙税です。

印紙税とは、売買契約書に印紙を貼って納める国税のことです。
印紙税として支払う金額は、契約の金額によって異なります。
例えば、契約金額が1000万円以上5000万円以内の場合、印紙税額は2万円になります。
しかし、仮に契約金額が5000万円以上1億円以内の場合は、印紙税が6万円に増加します。

このように、契約金額によって印紙税として支払う金額も異なるので注意しておきましょう。

税金とは異なりますが、諸費用についても理解しておくことが大切です。
不動産売却で仲介業者を利用する場合は、仲介手数料が発生します。
また、建物を取り壊して土地のみを売却する場合は、取り壊し費用も必要になってきます。
これらの費用は諸経費に該当するものなので、覚えておきましょう。

□相続不動産を売却する際の注意点

最後に、相続不動産を売却する際の注意点についてご紹介します。
相続不動産を売却する際の注意点としては、相続人間での話し合いをしっかりと行っておくことです。
相続した不動産を売却する場合、売却後にトラブルに発展してしまうケースも多いです。
そのため、売却する前に売却について慎重に話し合うことが大切です。

相続人の中には、相続した不動産に住みたいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
そういった方は、不動産売却に反対されると思いますので、一度しっかりと話し合いお互いが同意したうえで売却活動を進めましょう。

□まとめ

今回は相続した不動産を売却する際の流れについてご紹介しました。
相続した不動産を売却する際の注意点についても理解していただけましたか。
不動産売却に関して相談したい方は、当社にお任せください。
当社では常総市、築西市周辺で不動産売却にお困りの方をサポートしております。

監修者 株式会社レステコ スタッフ
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