常総市にお住まいの皆さん!相…

常総市にお住まいの皆さん!相続時の不動産買取について解説します!

不動産買取に関心があるけれどいまいち手順が分からないとお困りの方はいませんか。

不動産の買取をする前にトラブルを回避するために注意する点があります。

今回は不動産相続の流れや相続時の税金対策、不動産の買取時の注意点を紹介します。

□不動産を相続するときの流れ

不動産を相続する流れは被相続人が死亡、遺言状の確認、相続する人が確定、相続財産の確認、遺産分割協議、相続登記の順番に行われます。

最初の被相続人が亡くなった時は、死後の7日以内に死亡診断書と死亡届を役所に提出しましょう。

病院で亡くなられた場合は病院の医師から受け取りますが、自宅で亡くなられた場合は普段から利用していた病院に連絡して死亡診断を依頼しましょう。

かかりつけの病院がない場合は警察に連絡して検視してもらって死亡診断をしてもらいます。

次に遺言の有無を確認します。

遺言状があるか無いかでその後の対応が変化しますので、確認しておきましょう。

遺言が発見できたときには、遺言状の偽造を防止するために家庭裁判所で検認してらう必要があるので、自身で勝手に開封してはいけません。

3つ目に法定相続人の調査です。

遺言状が存在するときには遺言の内容に沿って手続きをします。

遺言状が無いときには相続人になるかを調べるために故人の出生から死亡時の戸籍謄本と除籍謄本を参照し、養子をふくむ親子関係がある人を全員確認しましょう。

故人の配偶者が常に法定相続人として選ばれ、子供、父母などと順位が決まっています。

4つ目に相続財産の調査です。

相続財産は不動産以外の預貯金なども一緒に合算し、ローンなどの借金を差し引いた額に相続税が課税されます。

5つ目に遺産分割協議が挙げられるでしょう。

法定相続人と相続財産が決まったら遺産分割協議をします。

これは、相続人の間で遺産を分配する協議です。

しかし、このステップは後述する遺産分割協議書に全員分の署名があれば、直接会う必要はありません。

6つ目に遺産分割協議書の作成です。

全員が納得する内容で協議が終了すると作成します。

これには形式の指定はありませんが、不動産は謄本に書いてある通りに書きましょう。

遺産分割協議書が完成したら、全員の署名捺印をします。

最後に相続登記の申請を行います。

相続登記は被相続人名義になっている不動産を、相続人の名義に変更する手続きのことを指します。

この作業は個人でも可能ですが、司法書士に代行を依頼する場合が多いでしょう。

□不動産を買取で売却するときに注意すること

不動産買取をするときに関わらず、不動産の取引をするときに注意することを紹介します。

1つ目は相続登記が必要です。

これは、故人の名義になっている不動産を自分の名義に変更することです。

登記するときの手数料は固定資産税評価額の0.4パーセント額を支払う必要があるので把握しておきましょう。

また、相続する人が複数の場合は作成した遺産分割協議書を提出します。

2つ目は初規模宅地の特例が利用可能かをチェックすることが挙げられるでしょう。

この特例は相続した不動産の評価額から80パーセントを引いた額で所得税が計算されます。

そのため、本来の評価額が5000万円と仮定すると、所得税の対象になるのが1000万円ということになります。

この特例は大きく減税できる可能性がありますが、利用できる条件が細かく定められているので、自分がその条件を満たしているかは税理士に相談するのが良いでしょう。

3つ目は物件の状態を細かく把握することです。

売却する物件が今の居住地より離れていたり、利用していたのが自分の親であったりする場合は物件の状態を正しく把握していないでしょう。

売却する物件を購入した時の契約書などを参照して、隣の家との境界線はどこであるかを明確にしないと後でトラブルに発展する可能性があります。

4つ目は譲渡所得税が発生する可能性があることです。

物件を売却した時に利益が発生して控除額を引いた額が残っていると所得税を支払う必要があります。

□相続時に利用できる税金対策

*初規模宅地の特例

相続した物件を売却するときに一定の条件を満たすと節税が可能です。

先ほども紹介した通り、適用するには厳しい条件があるので相談するのが良いでしょう。

*相続税の取得費加算の特例

この特例は相続税の内の一定の金額を、譲渡資産に加算できます。

これは、相続した不動産にかかる相続税を納税するときは、不動産相続の確定申告をする際にはこの特例を適応するのを忘れないようにしましょう。

*特例農地等の納税猶予

一定の農地を相続してその後も農業をする場合は、相続税額の支払いが猶予され、相続人が生涯農業を継続する場合は納税が免除されます。

□まとめ

今回は不動産相続の流れや相続時の税金対策、不動産の買取時の注意点を紹介しました。

注意点を意識するとトラブルを回避でき、減税が可能な特例を利用することでお得に不動産の買取ができます。

常総市で不動産の取引を検討している人は当社に気軽にご相談してください。

監修者 株式会社レステコ スタッフ
>> 詳しくはこちら

一覧へ戻る