不動産買取をご検討の方に向け…

不動産買取をご検討の方に向けて必要書類を紹介します!

不動産買取の手続きを進めていく上で、必要になる書類はたくさんあります。
そしてその書類は「不動産会社に売却依頼する際」と「買主に不動産を引き渡す際」のステップで大きく2つに分けられます。
この記事ではそれぞれのステップでどのような書類が必要になるのかを解説します。

□不動産会社に売却依頼する際に必要になる書類

売却依頼する際に必要になる書類は以下の4つです。

・登記済権利書
・固定資産税納付通知書
・土地測量図面
・建築確認済証

*登記済権利書

これは登記名義人が物件を所有している人であることを証明する書類です。
物件を購入した際、法務局から交付されるため、家に保管している方が多いでしょう。
2018年以降、「登記識別情報」として交付されていますが、役割はほとんど同じです。

*固定資産税納付通知書

これは固定資産税をどれほど納めているのか、その額を確認するための書類です。
固定資産税は毎年1月1日時点で所有者に課税されます。
そのため、売買時期によって買主と売主で固定資産税の負担額を調整する必要があります。
固定資産税納付通知書は毎年送られてくるので、最新のものを準備しておきましょう。

もし、最新の固定資産税納付通知書がなければ、役所で固定資産税評価証明書を発行してもらえます。

*土地測量図面

これは土地や一戸建てを売却する際に必要になる書類です。
この書類を見れば、隣の土地との境界線がどこにあるのかがわかります。
こちらも土地や一戸建てを購入した際に交付されているはずなので、準備しておきましょう。
もしなければ、測量士や土地家屋調査士に測定を依頼して作成してもらえます。

*建築確認済証

これは物件が建築基準法に則って建築されたものであることを証明する書類です。
建築基準法では、建築物の設備や構造などの最低基準が定められているため、これを満たしていないと、快適な暮らしが保証されません。

不動産を売却する際にはこの書類が必須ですので、準備しておきましょう。
もし紛失してしまった場合は、役所で「台帳記載事項証明書」を発行してもらい、確認できます。

これら4つは必須の書類ですが、他にも任意の書類があります。
それは購入した際の売買契約書や耐震診断報告書や物件の図面などです。
建築基準法が改正される1982年以前に建築された建物は耐震基準を満たしていない可能性があります。

耐震診断報告書はそのような古い物件に対して、安全性が保証されているかを確認するための書類です。

また、物件の図面は間取りや設備の詳細を確認するための書類です。
最低なくても売却できますが、もし保管してあるなら準備しておいて損はないでしょう。

□買主に不動産を引き渡す際に必要になる書類

買主に不動産を引き渡す際に必要になる書類は以下の5つです。

・本人確認書類
・印鑑証明書
・建築設計図書
・銀行口座
・住民票
・ローン残高証明書

1つ目は本人確認書類です。
売主の本人確認をするために必要で、運転免許証やパスポートなどがあります。

2つ目は印鑑証明書と実印です。
印鑑証明書は登録されている印鑑が本物であることを証明する書類で、役所で発行されてから3ヶ月以内のもののみ、有効です。
もし、物件の所有者が複数人いるならば全員の印鑑証明書を準備しましょう。

3つ目は建築設計図書です。
これは工事のための図面と仕様書です。
どのように設計されているのか、どのように工事が進められたのかが確認できるため、不動産買取だけではなくリフォームにも役立ちます。

4つ目は銀行口座です。
不動産を売却する際、大きなお金が動くため現金ではなく口座振り込みが一般的です。
売主の口座情報を伝えておくことで、支払い時に振り込んでもらえます。

5つ目は住民票です。
これは現在お住まいの住所と登記上の住所が異なる際に必要になる書類です。

6つ目はローン残高証明書です。
買取する物件に住宅ローンが残っている場合、この書類が必要になります。
年末にその時点でのローン残高証明書が送付されてきますが、最新の書類は住宅ローンを契約している金融機関に依頼すると取得できます。

□気持ちの良い取引をするためには?

ここまで不動産を売却するのに必要になる書類を紹介してきましたが、どのような点に注意すれば双方とも気持ちの良い取引にできるのでしょうか。
それは売主の一方的な価格設定を避けることです。

「できるだけ高い値段で不動産を売却したい」
このように思っている方もいるでしょう。
しかし、売主が一方的に希望する価格に設定してしまうのはあまりに不親切です。
不動産市場での売却相場を知り、不動産に関する知識を身につけることが大切になってきます。

□まとめ

今回は不動産買取において必要になる書類をご紹介しました。
当社は茨城県の西エリアを中心に不動産買取の依頼を承っております。
「すぐにでも物件を売りたい」「老朽化が進んでいて売却できるのか不安」
筑西市にお住まいの方でこのように感じている方はぜひ当社にご相談ください。

監修者 株式会社レステコ スタッフ
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