不動産買取について解説します…｜お知らせ・不動産売却情報・不動産コラム　一覧

常総市にお住まいの方の中で、
「空き家を所有しているがどう対処すればよいかわからない」
「空き家を売りたいがどうすれば良いのだろう」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、空き家買取についてご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

□空き家買取とは？

そもそも空き家買取とは何なのか良くわからないという方もいらっしゃるかもしれません。
空き家買取とは、不動産業者に直接空き家を買い取ってもらう方法です。
一般的に空き家などの不動産を売却する際には、不動産に仲介してもらって買い手を探して売るケースが多いです。
しかし、買取では不動産会社に直接空き家を売却します。

買い取った不動産会社はその空き家をリフォームして転売したり更地にしたりして活用します。

□空き家を処理する方法をご紹介！

空き家を売る際の方法は大きく3つあります。
1つ目が、空き家の改修工事を行わず、そのままの状態で売り出す方法です。
購入者がリフォームをする必要があり、購入希望者が内見をする際の状態があまりきれいではないため、その分売出し価格も低くなってしまう可能性があります。

2つ目が、建物の修繕を行ってから売り出す方法です。
購入希望者が修繕する手間もなく内覧時の見た目も良いため、手を加えずに売る場合よりも高額で売りに出せるでしょう。
一方で、事前に修繕費用を自己負担する必要があるため、ある程度の資金を事前に用意できないと難しいです。

3つ目が、売土地として売り出す方法です。
空き家の老朽化が進み、現状では住めない場合や大規模工事が必要となる場合は、売土地として売り出すのが有効です。
ただし、空き家を解体して更地の状態で売り出す場合は成約しやすいですが、空き家を残したままで「古家付き売土地」として売り出す場合は成約が難しいです。
そのため、売出し価格は更地の場合よりも低く設定することになったり、成約価格も低くなったりするケースが多いでしょう。

□空き家買取のメリットとデメリットをご紹介！

まずは、空き家買取のメリットをご紹介します。
1つ目が、古い物件でも早期売却しやすいことです。
通常成約が難しいような古い物件でも早急に売却しやすいのが空き家買取の最大の魅力とも言えるでしょう。

通常仲介売却の場合は、不動産会社と仲介契約を結んでから買い手を見つけるまでに少なくとも数カ月かかります。
それに対して不動産買取なら直接業者が購入するため、買取依頼から1カ月程度で成約できます。
日本の空き家はどんどん増えており売却自体が難しくなっているため、会社に直接買い取ってもらうのは非常におすすめです。

2つ目が、直前に契約を破棄される心配がないことです。
仲介で売却する場合、購入者の事情で契約直前に契約が白紙になったというケースも少なくありません。
例えば、住宅ローンの審査に通らなかったり、敷地境界が確定していなかったりといったケースが考えられます。
そのような場合は再度一から新しい買主を探し直すことになりますが、買取は業者が直接買い取るため、その心配は無用です。

続いて、空き家買取のデメリットをご紹介します。
空き家買取のデメリットは、仲介売却と比べて売却価格が低いことです。
一般的には、空き家買取の売却価格は、仲介よりも3～5割程度安く売却する場合が多いです。
しかし、早急に売却できる、他人に知られずに売却できるなどの特徴から、価格を考慮してもなお不動産買取を選ぶ方も多いです。

□空き家買取の流れをご紹介！

ここからは、空き家買取を実際に行う際の流れをご紹介します。

まずは、相続登記をします。
相続登記とは、不動産の所有者の名義を被相続人の名義に変える手続きです。
相続登記そのものに義務はありませんが、登記を怠ると不動産の権利関係におけるトラブルが起きた際に所有の証明ができません。
そのため、トラブルを回避するために相続登記は必ず済ませましょう。

次に、不動産の売却を依頼する業者を決め、買取契約をします。
不動産のある程度の相場を確認した上で、不動産査定時に適正価格を出してくれる業者を選びましょう。
相場よりも以上に高額な査定額を提示された場合はかえって損をする危険があるため、注意すべきです。
もし、「信頼できる業者を知っている」という知り合いの方がいらっしゃれば、そちらをあたるのも良いでしょう。

最後に、物件の引き渡しと登記を行います。
契約をした後は、物件の引き渡しと登記を行い、家のカギやその他必要なものを渡します。
これで全ての工程が終了となります。

□まとめ

今回は、常総市で空き家の処理に困っている方に向けて、空き家買取についてご紹介しました。
併せて、空き家買取の方法やメリットとデメリット、売却の際の流れについてもご紹介しました。
この記事が空き家買取を検討するきっかけになれば幸いです。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。