空き家は不動産買取に向いてい…

空き家は不動産買取に向いている?空き家をお持ちの方必見です!

両親がなくなり実家が空き家になる、老人ホームに入居するため空き家になるなど、空き家になるケースはさまざまですが、その空き家の処分に悩まされている方が多いでしょう。
そこで今回は、空き家を処分する方法の一つとして、不動産買取について紹介します。
空き家の処分を検討している方はぜひ参考にしてください。

□空き家買取とは

空き家買取は、不動産会社に空き家を買い取ってもらう仕組みのことをいいます。
一般的に多いのが、不動産会社に仲介してもらって空き家の買主を見つける方法ですが、買取では買主を代わりに探してもらうのではなく、直接不動産会社に買い取ってもらう方法を指します。
そのため、空き家の買主は不動産会社になり、買い取って空き家を後からリフォームしたり更地にしたりするなどして、売り手として空き家を活用します。

□空き家買取のメリット

空き家買取を利用するメリットは主に4つあります。

1つ目のメリットは、短期間で空き家を売却し、現金化できることです。
空き家買取の交渉が順調に進むと、一般的には1週間から1ヶ月の間に登記手続きなどを含めて短期間での売却が可能です。
また、現金化もすぐに行えるため、急な転勤や相続問題、家の住み替えなどの問題にも対応できます。

2つ目のメリットは、仲介手数料が不要であることです。
仲介手数料は、不動産会社が自分の代わりに不動産の買い手を見つけてくれた時に、サービスの対価として支払う費用です。
そのため、不動産会社が直接空き家を買い取ってくれる空き家買取では仲介手数料を支払う必要がありません。
また、仲介手数料の上限は法律によって定められていて、取引価格が200万円以下の場合だと、取引金額の5パーセント、200万円以上400万円以下だと取引額の4パーセントプラス2万円、400万円以上だと取引額の3パーセントプラス6万円となります。

3つ目のメリットは、知り合いに気づかれずに売却できることです。
不動産会社と媒介契約を結ぶと、物件サイト、レインズ、広告などに物件が掲載されます。
また、そうなると購入希望者に物件の内覧をしてもらわなくてはいけませんが、買取の場合だとその必要もなく、広告などにも掲載されません。

4つ目のメリットは、契約不適合責任が免除される場合があることです。
契約不適合責任とは、民法が改正される前は瑕疵担保責任と規定されていて、売買契約や請負契約で取引される商品の数量や品質、種類などが契約内容に合っていない場合に担保責任を負うことになることです。

□空き家買取の注意点

*想定外に発生する費用

空き家が、亡くなった両親から相続している物件である場合は、相続登記を済ませた後に売却手続きを行うため、済んでいない場合であれば登記費用がかかります。
また、空き家の土地の境界線が不明確である場合は、測量を求められることがあり、その場合でも別途費用がかかり、越境物・残置物がある場合も撤去費用がかかる場合があります。

*売却する上で発生する問題

指導がある場合であれば、空き家を購入する不動産会社から全ての地権者の掘削承認が求められるケースもあるため、その場合は売却までに時間がかかってしまう可能性があります。
他にも、空き家の所有者が認知症である場合は、後見人制度のような法的手続きを済ませた上での取引となるため、その場合でも売却までに時間がかかってしまったり費用もかかったりするなどの可能性があります。
空き家の所有が共有名義になっていると、所有者全員の意見をまとめる必要があり、その後に売却を進めることになるので注意しましょう。

□不動産買取に適した空き家

不動産買取に適している空き家とそうでない空き家があります。
ここでは、不動産買取に適している空き家の特徴について紹介します。

1つ目の特徴は、遠方にある空き家であることです。
不動産会社と仲介契約を結ぶ場合、空き家が居住地から離れている場所にあると、仲介契約や売買契約を結ぶたびに現地へと足を運ばなくてはいけません。
また、なかなか売却できない場合は、年に数回空き家の維持・管理のために現地に足を運ぶことになります。
こういった、手間や時間をかけたくない方におすすめなのが不動産買取です。

2つ目は、現金が早い段階で必要な場合です。
仲介売却を利用する場合、いくら不動産の査定額が高かったとしても、売買契約を結ばなくてはその現金を手にすることはできません。
しかし、不動産買取を利用すると、早ければ不動産の査定が終わってから数日で契約と決済までもが完了するため、仲介契約よりも早く現金化ができます。

3つ目は、空き家の所有者が高齢者である場合です。
所有者が高齢で老人ホームへ入居し、元々住んでいた家に誰も住んでいない場合も空き家となります。
そのため、空き家の所有者自身が存命中に自分の家を処分したいと考えているのであれば、できるだけ早い段階で処分が可能な不動産買取がおすすめです。

□まとめ

不動産買取は、高い仲介手数料を支払う必要もなく早い段階で現金化も可能なため、あまり時間をかけたくない方や資金に余裕がない方におすすめの方法です。
当社は、常総市、筑西市周辺で不動産買取を行っていて、実績も豊富であるため安心して任せていただけます。
興味のある方はぜひ一度ご相談ください。

監修者 株式会社レステコ スタッフ
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