相続した家が売れないと困って…

相続した家が売れないと困っているあなた!とるべき選択肢をご紹介します!

「相続した家を売却したいが、買い手が見つからず困っている」
「相続した家をどうすれば良いか、わからない」
「不動産の引き継ぎをしたいがやり方がわからない」
このような思いを持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、家を相続した際の選択肢と、不動産引き継ぎについてご紹介します。

□家を相続した際に取れる選択肢について

家を相続した際に取れる選択肢は、大きく分けて3つあります。
ここからは、その選択肢を1つずつご紹介します。

1つ目は、売却です。
相続した家を売却するという選択肢で、仲介か買取に分けられます。
不動産会社にお願いして家を売ってもらうのが仲介で、買主は一般の方になる場合が多いです。
一方買取は、不動産業者に直接買ってもらいます。

業者買取のメリットの1つとして、即売できることが挙げられます。
相続税納税のために早く現金が欲しいという方には、向いているでしょう。

しかし、一般的な買取相場よりも少し低い値段での買取になりますので、注意しましょう。
メリットとしては、現状のままで買い取ってもらえる、仲介手数料が不要などが挙げられます。

両者ともメリットとデメリットはあるので、自分達の置かれている状況などを加味して、最適な売却方法を選びましょう。

2つ目は、空き家バンクに登録することです。
空き家バンクとは、地方自治体が運営するサービスで、空き家情報をネットで公開し、買い手とマッチングさせるサービスです。
自治体が運営しているので、安心して登録できますね。

空き家バンクのメリットとして、仲介手数料が不要、助成金が出る場合もあるという点が挙げられます。
空き家バンクは仲介ではないので、手数料は発生せず、登録料もかからないので手軽に始められますね。
また、空き家のリフォーム費用などを援助する自治体も多いので、売りやすく買いやすいサービスであるということがわかるでしょう。

デメリットとしては、認知度が低いことが挙げられます。
家を買う人はまず不動産に足を運ぶので、空き家バンクでリサーチする人数がそもそも少ないです。
また、売り手と買い手が直接交渉しなければならないという問題もあります。
人によっては相当なストレスになるかもしれません。

3つ目は、贈与を考えることです。
せっかく相続した家なのにもったいない、と感じる方もいらっしゃるかと思います。

しかし、贈与することで、家の維持費や管理費などの負担から解放されます。
売却などで得られる利益額より、手放すことで削減できる額が上回っていれば、贈与も選択肢に入れましょう。

しかし、贈与にもデメリットがあります。
贈与税が発生する場合があるので、きちんと調べて贈与に移りましょう。
ちなみに、贈与税の基礎控除額は110万円です。
また、登記費用を負担しなければならないケースも出てくるので、計画を立てて贈与に臨みましょう。

以上が、家を相続した際に取れる選択肢についてでした。

□売れない土地を相続する場合について

これまでは、すでに相続した際の対処法でしたが、売れない土地はそもそも相続しなくても良いです。
ここでは、これまででは記載していなかった新しい選択肢として、相続破棄についてご紹介します。

前提として相続破棄は、一部の相続財産にだけ適応することができず、破棄すると土地や自宅まで破棄することになるので、注意してください。
家の相続ができないことをネックに感じる方もいらっしゃると思います。
しかし、売却困難な土地をその後持っておくリスクが、予想より大きかったという場合もあります。

そして、売れない土地は次の世代へと引き継がれてしまいます。
その世代で売却できなかったらまた次の世代、というように、一族を通しての問題に膨らんでしまいます。
土地を所有していると、毎年のように固定資産税や維持費を払い続けなければなりません。
その連鎖を止める方法は、相続放棄しかありませんので、自分達でこのようなループを断ち切るのも悪くはないでしょう。

子の世代に問題ごとは、なるべく残したくないですよね。
以上が、相続放棄についてでした。

□不動産引き継ぎについて

相続放棄についてご紹介してきましたが、資産価値のある不動産を完全に放置することはできません。
誰かが相続しなければならず、相続人の中の誰かが犠牲となり引き継ぐという形も多いのが実情です。
相続登記をせず放置しておけば良いのでは、という意見もお聞きしますが、おすすめできません。
登記はあくまでも名義の問題ですので、相続登記しなかったからといって、相続が行われていないわけではありません。

売却の見通しがつかなくても、相続義務は発生することに、お気をつけください。

□まとめ

今回は、家を相続した際の選択肢と、不動産引き継ぎについてご紹介しました。
当初のお悩みを解決できたのではないでしょうか。
常総市、筑西市周辺で、お悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ当社へご連絡ください。

監修者 株式会社レステコ スタッフ
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