不動産買取で仲介手数料は必要…

不動産買取で仲介手数料は必要?買取と仲介の違いをご紹介します!

不動産の現場でよく耳にする不動産買取と不動産仲介、不動産を売却するのにこれらの2種類があるということをご存じの方は少ないと思います。
今回はこれら2つについて、メリットやデメリットを交えつつ詳しくご紹介します。

□不動産買取と不動産仲介の流れとは?

ここではそれぞれの流れを紹介していきます。
これらにはどのような違いがあるのか確認していきましょう。

*不動産買取の流れ

1ステップ目は、売却相談と査定依頼です。
不動産を売りに出すために、不動産会社に依頼をします。

2つ目は、査定価格の提示です。
査定結果が提示されるので、査定価格に対して納得がいくかを判断しましょう。

3つ目は、契約を締結し、支払をして引渡しです。
基本的には、支払をしてからの引渡しになります。
そもそも、不動産買取は不動産会社が直接物件を買い取るため、買い手を探すための広告や宣伝が必要ありません。
そのため、確実に早く売れるのがメリットになります。

次は不動産仲介です。

1つ目と2つ目は、買取と同じです。
しかし、以下から変わるので注意が必要です。

3つ目は、売却依頼を出して宣伝、販売期間に入ります。
不動産仲介においては、不動産会社はあくまでも売り手と買い手の間に立ち様々な手続きをするだけなので、買い手を探すための宣伝をしなければなりません。

4つ目は、買取の申し込みを受け、契約条件の確認です。
買い手が見つかれば、金額や条件の確認を行うのですが、ここは慎重に行いましょう。
適当に金額や条件を受け入れてしまうと、後から変更するのは難しくなるからです。

契約から引き渡しも不動産買取と同じ流れです。
不動産仲介は、広告を利用して宣伝し、買い手を見つけなければなりません。
インターネットや、チラシなどをうまく使うことで効率よく買い手を見つけられます。

□不動産買取と仲介の違いは?

これら2つの流れはお分かりいただけたかと思いますが、具体的にどのような違いがあるのでしょう。
大きく分けて3つ違いがあります。

1つ目は、買い手についてです。
不動産買取において、買い手は不動産会社です。
一方で、不動産仲介において、買い手は個人です。

不動産会社が買い取る目的は、買い取った後にリフォームやリノベーションを行い、再度販売することで利益を得るためです。
個人が買い取る目的は人によって様々ですが、自分が住むためや投資目的の場合がほとんどです。

2つ目は、売却期間の違いです。
不動産仲介の場合、買い手は不動産会社と確定しているので、売却までに時間はかかりません。
買い手を探すための宣伝期間や、買い手との交渉に時間を費やすこともないので比較的短時間で売却できます。
急な契約解除の心配もないので、予想外の事態の発生リスクも少ないです。

対して不動産買取の場合、買い手が確定していません。
そのため、買い手が見つかるまで宣伝をする必要があります。
一般的に、不動産が売れるまでには3か月ほどの期間を要します。

しかし、すべての不動産がこの間に売れるわけではありません。
1年以上かかることもあり、この場合は売却価格の値下げをしなければならないこともあります。
そして、買い手が見つかったとしても契約までの条件で納得されない場合は、契約が無しになる可能性もあります。
このようなことを諸々含めて時間が必要になります。

3つ目は、売却価格の違いです。

不動産買取では、販売期間が無いためすぐに売却できる代わりに、売却価格が低くなる傾向にあります。
もしも、その不動産にリフォームが必要な場合に費用がかかるためです。
しかし物件によっては、市場の相場と同じような価格で売却できることもあるので、ご利用の不動産会社に相談してみましょう。

一方、不動産仲介の場合、時間はかかりますが広告やチラシで宣伝し、様々な購入希望者を探すため相場の価格で売却できる可能性が高いです。

□不動産買取と仲介のメリット、デメリットとは?

これら2つにはそれぞれに違う点があるのでご自身の目的に合わせて選びましょう。
最後に、買取の方に焦点を当てて、仲介と比較した際のメリットとデメリットを解説していきます。

買取のメリットの1つ目は、仲介手数料がかからない点です。
買取は、不動産会社が買い手となるので仲介手数料は不要です。
仲介の方は、間を取り持ち様々な手続きを行う不動産会社に対して仲介手数料が必要です。

2つ目、すぐに現金化できるので、今後の計画を立てやすい点です。
例えば、今の不動産を売却した後に新しい不動産を購入予定の場合、不動産買取だと、いつ売れるか、価格はどれくらいかがはっきりしているので、計画が立てやすくなるでしょう。
売却までが早いのですぐに現金化したい方におすすめです。

3つ目は、内覧の必要が無い点です。
仲介の場合、購入希望者が不動産の状態を確かめるために、部屋の中を見せなければなりません。
不動産の状態を見て、購入の可否を決めることもあり、状態が悪いと購入してもらえなくなってしまいます。

そのため、中の掃除や修繕に時間がかかってしまうのがネックです。
買取だと、内覧は必要ないので時間を取られることはありません。

続いて買取のデメリットは、売却価格が低くなる点です。
先ほども述べましたが、買取は不動産会社が再度販売することを目的にしているので、どうしても買取価格が低くなってしまいます。

しかし、様々なリスクを会社側が負ってくれるので妥当だと言えるでしょう。
仲介では、不動産の状態について個人が責任を負わなければいけない代わりに、価格設定は相場くらいに設定できます。

□まとめ

不動産買取と仲介の流れや違いについて解説しました。
どちらにするか迷われている方はぜひ参考にしてみてください。
常総市、筑西市周辺で不動産売却をお考えの方はぜひ当社にご相談ください。

監修者 株式会社レステコ スタッフ
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