田舎では空き家が売れない?不…

田舎では空き家が売れない?不動産買取をご検討中の方向けに売却のコツを解説!

今ある家や相続した家を手放したいとお考えの方で、中々売れないとお悩みの方は多いです。
不動産が売れない原因として、その土地の人口が少なかったり不便であったりするからという理由が考えられます。
今回は、田舎の家が売れにくい理由や、売却以外の処分方法をご紹介します。

□田舎の家が売れにくい理由とは?

まずは、田舎の家が売れにくい原因を3つご紹介します。

1つ目は、賃貸物件としての需要がないことです。
田舎では、都会と比較してマンションが圧倒的に少なく、戸建ての所有率が高いです。
なぜなら、親の実家で同居していたり、その家をそのまま相続して住んでいたりする人が多いからです。

一方、都会では仕事や進学などで他の地方から移り住んできた人が多く、その人々は賃貸で暮らすことも多いです。
しかし、逆に田舎に移り住んでくる人の数は限られているため、賃貸の需要は見込めませんし、家賃相場も低くなりがちです。

2つ目は、築年数が経っているものが多いことです。
相続した家の場合、建物自体が古く老朽化していることが多いです。

また、中には1981年以降の新耐震基準をクリアしていない物件もあり、安全上の問題もあります。
それに加え、外観や設備も魅力的とは言えず、そのままでは人に住んでもらえないでしょう。
このような物件は、リノベーションや耐震工事を行う必要があり、売却したり運用したりするにはかなりの費用がかかってしまいます。

3つ目は、依頼できる不動産の数が少ないことです。
不動産の売却の際、不動産会社に依頼する方が大半ですが、田舎だとその依頼先が限られてしまいます。
不動産会社には、高く売れる物件の方が仲介手数料が多く手に入るので、相場が安い田舎の物件はあまり積極的に取り扱ってくれない傾向にあります。

以上が、田舎の家が売れにくくなってしまう原因でした。
当てはまるものもあったのではないでしょうか。

□売れない田舎の家を放置するリスクをご紹介します!

「田舎の家を売却できないまま放置しておいたらどうなるのか」
このような不安をお持ちの方も多いでしょう。
この項では、空き家として放置しておくデメリットを解説します。

活用していない家は、所有しているだけで、その維持に労力と費用がかかります。
費用としては、毎年の固定資産税や、清掃費、修繕費などが挙げられます。
また、遠方に住んでいる場合には交通費、宿泊費もかかりますし、見回りを定期的に行う必要があるのも大きな負担でしょう。

使ったり、運用したりする予定がなくても、管理は必須です。
なぜなら、人の出入りがなく放置していると、不審者の出入りのリスクがあるからです。

また、適切な管理を怠ると行政から「特定空き家」に指定される可能性もあります。
「特定空き家」に指定されてしまうと、固定資産税の特例から外されて税額が一気に上がったり、行政執行により強制的に家を解体されたりする可能性があるので注意が必要です。
この場合の解体費用は自己負担となるため、数十万から百数十万円を請求されます。

このように、しっかり維持管理するにしても費用や手間がかなりかかりますし、放置すると大きなリスクがあります。

□田舎の家が売れない場合は不動産会社に買取してもらうという選択肢もあります!

田舎の家が売れにくい原因はおわかりいただけたでしょうか。
しかし、売れないといっても放置することもできませんよね。
この項では、売れない不動産を手放すために不動産会社による買取を選ぶメリットやデメリットを解説します。

メリットは、早く現金化できることです。
不動産の売却では、どんなに上手くいっても現金化するまでに2から3ヶ月はかかります。
買い手が見つかりにくい田舎ではその数倍はかかるでしょう。

一方で、買取なら売主は売買契約を不動産会社と結べば良いだけなので、提示された査定額に納得できればその瞬間に契約が完了します。
したがって、買取なら早くて2週間程度で現金化できます。

デメリットは、売却価格自体が下がってしまうことです。
個人の買主への売却と比較すると、不動産会社による買取は価格が下がる傾向にあります。
理由としては、修繕にかかる費用を不動産会社が負担するため、その費用があらかじめ差し引かれているからです。

田舎の物件の場合、数万円、もしくは0円と査定されてしまう例もあります。
しかし、売れずに維持費を負担していたり、解体費用を捻出したりするよりは、不動産会社に引き取ってもらった方が良い場合もあるでしょう。
今後の維持管理を含めて考えた上で、ご自身に合った方法をご検討することをおすすめします。

当社は、茨城県西エリアで不動産の買取に力を入れています。
大手や他社で売れなかったり、断られたりした物件でも、まずは当社にご相談ください。
家財道具もそのままで、どんな状態の物件でも買取させていただきます。

□まとめ

今回は、不動産を手放したいとお考えの方に向けて、田舎で家が売れにくい理由や、売却以外の選択肢について解説しました。
当社では、築年数が経っていたり、他社で断られてしまっていたりする不動産のご相談も多数いただいております。
常総市、筑西市周辺で不動産の処分にお悩みの方はぜひご相談ください。

監修者 株式会社レステコ スタッフ
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