不動産買取のデメリットを確認…｜お知らせ・不動産売却情報・不動産コラム　一覧

「不動産買取と不動産売却の違いを知りたい」
「不動産買取業者の選び方が知りたい」
常総市にお住いの方で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、これらの疑問に対する回答をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

□不動産買取と不動産売却の違いとは？

不動産の売却は、「買取」と「仲介」に大別されます。
「買取」は不動産会社や買取業者が直接不動産の買取をする売却方法です。
一方で「仲介」は、不動産会社を仲介役として買い取り手を探す売却方法です。
つまり、不動産買取は、不動産売却の方法の1つです。

ここで、「買取」はさらに2種類に分けられます。
1つ目は、「即時買取」です。
これは、不動産会社に購入をしてもらう売却方法です。
買取までの期間は大体1週間と、とても短いのが特徴です。
一方で、「買取」では「仲介」より値が安くつきやすいという特徴もあります。

そこで、もう1つの買取り方法である「買取保証」です。
端的に言えば、これは「仲介」と「買取」を組み合わせたものです。
具体的には、まず「仲介」で不動産を売買市場に出したのち、一定の期間のうちに買い取り手が現れなかった場合、不動産業者に購入をしてもらうというものです。
この「仲介期間」は、早くても3か月程度はかかります。

ここで、「仲介」で売却できた場合、仲介手数料が発生します。
一方で売却額が高くなりやすいです。
また、期間内に買取手が見つからなかったときの「買取」には、仲介手数料は発生しません。

まとめると、「早く自分の不動産を売却したい」という場合は「即時買取」を選択すると良いでしょう。
逆にそのような要望がない場合は、「仲介」または「買取保証」を選択しましょう。

□不動産買取の4つのデメリットをご紹介します。

1つ目は、売却額が、仲介よりも低くなりやすい点です。
これは、不動産会社は、物件をリフォームして販売するためです。
そのため、できれば「仲介」を選択した方が良いです。

2つ目は、不動産会社によって売却額が変わってしまう点です。
買取の実績があまりない不動産会社に「買取」してもらった場合、売却額が低くなってしまう可能性があります。

3つ目は、築年数があまりたっていない不動産の「買取」は、損になってしまう可能性が高い点です。
買取は仲介の6～7割の額になるのが一般的です。
そのため、売却額が本来高い物件であるほど、「買取」で下がる売却額が大きくなります。

4つ目は、対象となる不動産が限られるため、買取を断られる場合がある点です。
不動産が「この物件の老朽化の具合だと、リフォームすら難しい」と判断すれば、買い取ってもらえない場合があります。
また、不動産業者には「物件を取り扱える範囲」があるため、そのエリアから外れた物件は買い取ってもらえない点も、デメリットとして挙げられるでしょう。

以上のように、「不動産買取」には様々なデメリットがあります。
そのため、不動産売却を検討する際には、できるだけ「仲介」または「買取保証」を選びましょう。

□不動産買取業者の選び方をご紹介！

不動産買取には、以上のようなデメリットがありました。
そこで、不動産売却は「買取保証」をできるだけ選択するのが良いと分かります。
では、どのような不動産会社を選べばよいでしょうか。

不動産買取業者を選ぶ際には、まず、「買取保証が付いているか」を見ましょう。
買取保証を行っている不動産を選べば、単なる「買取」より売却額が高くなる可能性が高くなります。
また、一定の期間内に買い取り手が表れなかった場合も、買い取ってもらえるという安心感もあります。
「できるだけ早く売却したい」といった要望が無い限りは、「買取保証」のある不動産業者を探し、選びましょう。

買取保証の付いている不動産業者が見つかったら、次は不動産買取業者の「実績」を見ましょう。
自分の住んでいるエリアでの買い取り実績が多い業者ほど良いです。
「仲介」の時点でも買い取り手が多いことが見込めますし、「買取」も高い額で行ってくれることが期待できます。
また、買取実績のある業者は、多少状態の悪い不動産も買い取ってくれる可能背が高いです。
以上から、「自分の住んでいるエリアで買取実績のある不動産買取業者を見つけることが大事である」といえます。

まとめると、不動産買取業者を選ぶ際の判断基準は以下の2点です。
・「買取保証」を行っている業者かどうか
・自分が住んでいるエリアでの「買取実績がある業者か」
これらを考慮したうえで、不動産買取業者を選ぶようにしましょう。

□まとめ

不動産の売却をする際に、特別な事情が無い限り、「買取」は選ばず、「買取保証」を選ぶことが、高く不動産売却をするためのポイントです。
また、そのために、「買取保証を行っている業者か」「自分の住んでいるエリアでの買い取り実績があるかどうか」を判断基準にして、業者を選ぶと良いでしょう。